弱虫ペダル GRANDE ROAD


 

 前回放送がインターハイ途中、しかもかなりの見所直前で終わる、という禁断のエンディングをかましてくれていたが、全く何事も無かったかのようにその続きから再開。
 こんな風に意味も無く3か月も空けられてしまう、というのは制作側の勝手な都合に過ぎない。
 それだけ時間が空いてしまえば内容も当然かなり忘れてしまっている。
 ドラマへの感情移入だって相当にテンシャンが下がってしまう。
 作り手側からすればとにかくディスクさえ売れればそれで良いので、むしろ忘れられるというのは有り難い、位に思っているのかもしれないし、作画のクオリティの方が重要なのだろう。
 でも、それではTVで観ている人間をあまりに馬鹿にしている。
 本来販売している作品をただで見せていやっている、というような意識があるのだとしたら、それはもう「テレビアニメ」というものの、存在意義を放棄してしまっているとしか言いようがない。
 事前の準備などに時間が取れていればこんな必要も無い筈で、こんな状況が常態化すること無く、改善されることを望むばかりだ。

 いくら何でもいきなり優勝は無いだろう、と思っていたら、さまざまな状況が重なってとは言え、出来過ぎではないだろうか。
 これでは、もっともっといろいろな目に遭い力を付けてきた他の選手が可哀想では無いか。

 この作品の珍しいところは、主人公にさしたる挫折も無く、いきなり登り詰めてしまうこと。これも時代なのだろうか。
 昔であれば、優勝する前に何回も負けたり強烈なライバルが現われたりするものなのだけれど、猛者は何人も出ては来るものの主人公のライバル、という印象では無い。
 と言うか、主人公自身があまりドラマの中心にはおらず、むしろ傍観者、観察者の立場にあるようにも思える。それであれば彼を巡るドラマがあまり無いのも理解出来る。
 しかし、であればそうした彼が優勝してしまう、というのは、唐突な印象もある。

 とか何とか言いながら、スポーツものはやっぱり観続ければ夢中にはなってしまう。
 レコーダの容量不足から、一番大事な優勝の瞬間辺りの数分間だけ見損なってしまったのが何とも悔しい。

 

 

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