まじもじるるも


ギャグ的には笑えるところも多々あったものの、いかにも少年マンガ的な絵柄と展開がもう一つ馴染めなかった。   キャラクターも脇役の女の子は「弱虫ペダル」の滅多に出てこない女子キャラ同様可愛いのだけれど、るるもは魔女だから、という設定なのだろうけれど、あまりに特殊な面立ちでどうにも好きにはなれなかった。   Wikipediaによれば大分ストーリーは進んでいるようなのである程度区切りのところまでやるのかと思ったら、全く無理をせずちょっと不安にはなりつつも予定調和的な展開で無事みな仲良く、といったところ。 主人公含め皆妙に爽やかで良い人ばかりなのは、この漫画家の特徴なのだろうか。ネット的には評判が良いようだし、確かに観ていても悪い気分にはならない。ちょっと物足りない感じはするけれど。   オープニングテーマの三森すずこ「せいいっぱい、つたえたい!」は今クールのアニメソング中では一番の好み。カラオケ用に練習してみたものの変わった展開をしていく部分が多く結構難しい。

モモキュンソード


セクシーショットが多いので保存版となったけれど、ストーリーとしては他愛も無いものであった。 主人公のライバルでありながら必ずしも悪の象徴というわけでは無く、最終的には予想外の因縁まで発覚する、鬼姫というキャラクターを登場させたことは、この物語を面白くはしてくれた。 人間界魔界の策謀だとか色々と何だか稚拙な感じがするけれど、考えてみれば元々がおとぎ話、あまり細かいことを気にしても仕方がないのかもしれない。 なんのかのと言って一番気になった(そして気に入った)キャラクターは、何を考えているのか全く判らない皇天女だったな。

RAIL WARS!


どうも残念ながらうのまこととは相性が良くない。 この作品のキャラクターデザインを手掛けている彼は、キャラクターもスタイルも(特にスタイルを、だけれど)結構好みの絵柄を描いてくれる絵師なのだけれど、内容が面白いと思える作品を手掛けてくれたことが全く無く、これまで全話保存となったものが無い。 このアニメでは最初からセクシーショットも満載で今度こそは、と期待したものの、やはり今回も惹かれるものはあまり無かった。 それ程凄いとも思えない主人公が芸能人にまで惚れられまくり体育会系男子にも信頼されてしまう(これまた惚れられている?)。そのことにまず共感できない。 アクションとしてもそれ程新味が無いし、第一何故あんなに事件ばかり起き、それに偶然遭遇したりするのか、どうにも御都合主義過ぎるように思える。 鉄道へのマニアックな拘り、というのもただべらべらと説明されるばかりなので興味を惹かれるというものでも無い。 原作を読んでいないので、アニメを見る限りでは何故この物語を国鉄が分割民営化されていない設定にわざわざしているのか判らない。   比較的丁寧に作っているようには感じられるし、つまらないということは無いのだけれど、こういった疑問点がいろいろと浮かんでしまうし、何か突き抜けたものが無く楽しみ、というまではいかなかった。 残念だ。

アルドノア・ゼロ


それにしてもこのエンディング、度肝を抜かれた。 更に驚いたのは何か予想外の展開があるかと思って観続けたエンドロールで何事もなく、しばし呆然とするうちにCMが明けての予告タイムに流れて来た、続編の告知。 ここからどう展開させていこうというのか。 まさかあの「コードギアス」のような無茶が。 ウィキペディアで検索したら、最終回直後なのにもうエンディングは業界に波紋を、と書いてあったけれど、いつその評価を取材したのだろう。   このアニメも最初のうちは戦いに偶然巻き込まれていく高校生、というテンプレート感満載だったので期待感はえらく低かった。 しかし、この主人公、その設定をまるで無視したかのような冷静沈着なキャラクターで諸葛孔明のような知略をもって敵を倒していく。 やたら熱血で威勢が良いだけの主人公は好みではないこともあり、この展開には共感も出来たし、展開も予想を良い意味で裏切るところも多々あったりして、次第に惹き込まれていった。 最終回までなかなか見事な盛り上げを見せてくれ、やはり的確に敵の隙を突いて反撃など行なってのクライマックスだっただけに、その驚きは更に大きかった。 「姫の行方が知れない」という最後のナレーションも気になるところだ。あれで姫が生きていたら、もうエイリアン4の世界になりそう。   テーマソングがkarafinaというのは好きなので良い。   それにしても、このクールはどうにも救いのない展開が多いな。

東京喰種トーキョーグール


最初からグロいアニメだな、と思っていたら、最後にはとんでもないレベルにまでぶっ飛んでしまった。ちょっと正視できない。 しかも、最終回の鬱展開はエヴァを思い出す程。主人公の駄目っぷりさも似ている。 また、ほとんど話に落ちもつけず投げ出すような終わり方は、まるでマンガ連載が打ち切りにあった時のよう。主人公たちは真の戦いに向かっていくのだった、というような奴である。まあ、実際のところこれってギャグマンガ・アニメでパロディとして使われているのしか見たことはないのだけれど。 それにしてももう少し何とかしようはなかったのだろうか。 最近は当初から第二期込みで制作しているケースも多いようなので、これもその気満々なのかも。 大戦争のまっただ中でどうなるかも判らぬまま終了、というのは、掟破りの3クールも放送しながらインターハイ中日のしかも結末にも行かないところでぶっつりと終了した「弱虫ペダル」よりは、なんぼかましなのかもしれん。否全く変わらんか。   基本、とにかく救いのないアニメ、ということでは一貫した拘りを見せてくれたことは確か。